解禁のお知らせ
4月1日より、小牧ダムより下流、庄川(内共第14号)のサクラマス漁及びヤマメ・ニジマス漁の解禁となります。遊漁期間は、サクラマスが6月15日まで、ヤマメ・ニジマス漁が9月30日までとなります。サクラマス漁の解禁日、4月1日が迫って参りました。
庄川は現在、毎秒約100トンとなっておりますが、雪解けや雨など天候で、大きく河川状況は変化しますので、現段階では、解禁日の状況は読めません。
最新の河川放流量の情報は、HPトップ画面、関西電力のテレフォンサービスで必ず確認して下さいますようお願い致します。
久しぶりのサクラマス釣りの方も多くおられるかと思います。
水量が多く、流れも強いので、無理をせず安全第一で、場所取りや車の移動でトラブルなきよう、サクラマス釣り、庄川を楽しんでいただければと思います。
庄川サクラマス竿釣り遊漁者の皆様にお願いがあります。
平成28年度(2016年度)より実施している庄川さくらます漁獲量調査(アンケートハガキによる調査)ですが、今シーズンも継続して調査を行う予定となっております。調査は、9年目となります。
例年、庄川さくらます竿釣り遊漁者の皆様には、アンケートハガキの回答をいただき大変、感謝しております。
この調査は庄川サクラマスの竿釣りによる正確な漁獲量を調査し、庄川サクラマス増殖に活用させていただく重要なデータとなります。
精度向上のためにも、釣行回数と実際に竿を振った時間を把握していただき、釣果があった場合は、日時と場所、全長(全長、尾叉長両データあるとなお良し)、体重、性比、脂鰭の有無を可能な限りデータを収集し、メモなどして残しておいていただきたいです。
釣果の場所は下記を参考願います。
A:合口ダム~雄神大橋 B:雄神大橋~砺波大橋
C:砺波大橋~中田橋 D:中田橋~新幹線橋
E:新幹線橋~高新大橋 F:高新大橋~河口
G:漁場不明など
アンケート調査ハガキは例年、8月~9月に送付させていただいているので、先のことになりますが、庄川のサクラマス資源のために、正確な回答にご協力していただきたく、宜しくお願い致します。
また、Mail : info@shougawa.com においても、日々の釣果情報や写真を受け付けております。
写真送付の場合は、ホームページに掲載しても良いかどうかを必ず記入していただくようお願いします。
釣果については、釣果場所の特定ができないよう掲載し、個人情報についても、他の目的には使用いたしませんので、ご協力をお願いします。
鮎の天然遡上を見たやサクラマス以外の釣果、河川形態に関する情報などもお待ちしています。
また、令和5年度のサクラマス1年魚の春スモルト放流は、3/11と3/13に放流を行いました。
平均魚体重 25.6g
平均尾叉長 13.5cm
放流尾数 37,500尾
総重量 961kg
スモルト率 87.2%
本年度は、スモルト放流全数の脂鰭を切除しております。
参考:サクラマス1年魚スモルト放流尾数
令和5年度放流実績:約37,500尾
令和4年度放流実績:約43,800尾
令和3年度放流実績:約37,000尾
令和2年度放流実績:約41,900尾
令和元年度放流実績:約36,800尾
平成30年度放流実績:約25,400尾
平成29年度放流実績:約17,000尾
今回、脂鰭を切除してスモルト放流された個体は、これから海へ出て大きなサクラマスとして回帰するのは、来年になります。
しかしながら、昨年も脂鰭を切除した個体を19,631尾(全体の約45%)、スモルト放流しており、今シーズン、回帰してくれるものと思われます。
その他にも、降河中の個体や河川に残った個体などが、釣りや網で捕獲されることがあるかと思います。
脂鰭のないサクラマスが捕獲された場合は、是非とも一報いただけると幸いです。
今シーズンのアンケートハガキにも、脂鰭があったかどうかの記載をしていただけると嬉しいです。
釣果があった場合は、こちらも合わせてメモしていただき、釣り仲間の皆様で周知していただけると嬉しいです。
4月1日から6月15日まで短いようで、長い76日の漁期となります。
庄川に多くののサクラが咲くよう願っています。